https://dvt-homestaker.stakesaurus.com/hardware-and-systems-setup/hardware-and-system-requirements

<aside> <img src="/icons/list_blue.svg" alt="/icons/list_blue.svg" width="40px" /> もくじ

</aside>

ホームステーキングに対応しているとはいえ、ETHバリデーターノードを信頼性高く運用するには、ハードウェアの選定に一定の注意が必要です。自宅でこれをローカルに運用するためには、ハードウェアが以下の要件を満たしている必要があります。

最低要件

  1. CPU: クアッドコア
  2. RAM: 32GB
  3. ストレージ: 2TB NVME SSD、5000以上の読取IOPS、1700以上の書込IOPS、非QLC
  4. ネットワーク要件(ISPに確認):
  5. 電源: 無停電電源装置(UPS)

「手間いらず」の要件

  1. ストレージ: 4TB NVME SSD、5000以上の読取IOPS、1700以上の書込IOPS、非QLC
  2. その他は上記の最低要件と同等

各要素がパフォーマンスに与える影響

要素 パフォーマンスへの影響
CPU • ブロック実行速度(4秒制限)に影響します。
• 遅すぎると、アテステーションやブロック提案を逃す可能性があります。
• 比較的高価な要素です。
RAM • デバイスのメモリが不足すると、サービスが突然停止または再起動し、データが損失する可能性があります。これによりデータベースが破損し、最悪の場合、バリデーターノードの再同期が必要になり、2〜3日分のアテステーションを失うことになります。
• Ethereumネットワークの活動が増えると(例:アドレス、スマートコントラクト、トランザクションの増加)、ノードのメモリに対する需要が高まります。これにより、チェーン状態の維持や他のノードへのトランザクションを伝播するためのメモリがますます必要になります。
• 最も安価な要素なため、必要に応じてメモリは可能な限り増設することが推奨されます。
ストレージ • 読取および書込速度(IOPS)がブロック実行速度の主なボトルネックです。
• 比較的高価な要素です。
ネットワーク • ブロックの受信/送信のレイテンシに影響し、全体的なブロック実行速度(4秒制限)に影響します。
•必須ではありませんが、 静的IPアドレスを持つことで、ネットワーク内の他のノードによる発見が容易となり、ピア数が低くなる問題を防ぐことができます。
• 一部のISPでは、静的IPアドレスを持っていない場合、ポートフォワーディング(ノードへのリモートアクセス)が制限されることがあります。
電源 突然の電力障害(例:雷、停電)により、ノードが不適切にシャットダウンし、データが失われる可能性があります。これによりデータベースが破損し、最悪の場合、バリデーターノードを再同期する必要が生じることがあります。この間、2〜3日分のアテステーションを失う可能性もあります。

<aside> <img src="/icons/backward_blue.svg" alt="/icons/backward_blue.svg" width="40px" /> Previous

セットアップ:システム概要

</aside>

<aside> <img src="/icons/forward_blue.svg" alt="/icons/forward_blue.svg" width="40px" /> Next セットアップ:ハードウェアの組み立て

</aside>